オフィス移転ガイド

Office Guide

賃貸・貸事務所・オフィスビル・オフィススペース・ショールーム・貸店舗等、移転・新設までのフローチャートとワンポイントアドバイスをいたします。

オフィススペース移転の流れ

情報のご提供と提案

お客様のニーズを理解し、より理想に近い物件をご提案いたします。
遠方からでも直接おこし頂く事なく、ご希望によりメールやFAXでのご提供も可能です。
直接お会いして頂くことにより条件の交渉枠やビルオーナーの体質などさらに詳細な情報のご提供できます。

内 見

実際に物件をご覧頂きます。ご希望があれば何件でもご案内いたします。
当社としては可能であればたくさんの物件をご覧頂くことをオススメしています。
30件の物件を一日でご案内させて頂いたこともあります。これには賛否ありますがお客様自身がお客様の好みを把握されていない場合もあります。
たくさんの物件を実際に目で見ることにより必然的に絞られていくことでしょう。

交 渉

ビルオーナーとの様々な交渉をお客様に代わって行います。
ここでいう交渉とは、賃料等の費用だけのことではありません。
入居時期や契約時期、内装にいたるまでさまざまなお客様のご希望を当社が代理してオーナーと交渉します。
そのためにお客様といろいろなお話をさせて頂きたいと思っています。

契約条件の確認

貸主側との交渉がまとまれば、契約条項の確認をさせていただいた上で、重要事項説明をさせていただきます。

契 約

ここでは契約書の書面に署名捺印をして頂くことと、保証金・敷金等の預り金のオーナーへの預託を契約と呼んでいます。
当社の仲介手数料もこのタイミングで御請求させて頂いております。
また、お客様あるいはオーナーがのぞまなければ実際にビルオーナーと必ずしも対面する必要はありません(遠方の場合もあります)が、一度はご挨拶したほうがよいでしょう。

入 居

基本的に鍵の引渡しまで立ち合わせて頂きます。
入居にいたるまでのタイムスケジュールは様々です。
最良のタイミングをご希望にそった形でご提案いたします。

オフィススペース選びのチェックポイント

1. 空調

大きく分けて個別空調と集中空調があります。
一般的に築浅のビルは個別が多いですが、 大型ビルでは例外もあります。
近年では自由に使用できる個別を望む声が多いものの、集中空調であっても多少の温度調節ができるものもございます。また、18時ごろまでしか空調が動かないのが集中の特徴ですが、共益費に空調代が入っているケースが多い為、営業時間が通常18~19時で終わられる企業様の場合、個別より電気代が安くなる可能性が高いと思われます。

2. 使用可能時間

ほとんどのビルでは24時間使用可能(深夜は通用口からの出入)ですが、例えばビル内にビルオーナーが居住しているビルなどでは、オーナーが正面玄関の鍵を閉めるなどして安全性を高めている為例外もあります。
この場合は時間外の対応など事前に確認された方がよろしいでしょう。

3. 電話回線と高速回線

業務内容によっては多数の電話回線を必要とされる企業もおありでしょう。
光回線の利用の可否も確認事項として近年は重要です。
全て電話会社への連絡で分かりますが、回線数はその時々により変わりますので注意が必要です。
また、光回線の引込には1ヵ月近く必要とする場合もございますので、早めの対応が必要です。 ビル内に光ケーブルの施設がなくても独自に引き込み可能なものは多いので確認されるとよいでしょう。

4. 電器容量

室内にブレーカーがあるタイプならば、容量が記載してあります。
また、オフィススペースでは空調は動力であることが多い為、マンション等住宅とは多少異なります。
容量を上げる場合にあっては電力会社にて無料で上げられるケースと(基本料金は上がります)電器工事が必要な場合がございます。これも電力会社に依頼して調べて頂けます。

5. 電気供給・コンセント類

新しいビルではOA(フリーアクセス)フロアが標準のものが多いですが、古いビルでもオーナーに交渉することにより、オーナー負担で設備していただけるケースもあります。大型ビルであればその傾向は顕著です。
また、小規模オフィスであれはOAフロアにこだわられなくても、3WAY方式(固定式だが床下から配線が取り出せる)等であればOAフロアと遜色なくご利用いただけると思います。

6. 水道料

水道局との直接契約の他、大型ビルの場合は共益費に含まれる場合が多く、小規模になるほど別途必要となります。算定方法はビルにより様々ですが、一般的にはオーナーあるいは管理会社による検針により毎月、または隔月に請求がされます。

7. 事業用ゴミについて

近年、特に名古屋市内はゴミ回収に厳しく、オフィスから出る事業用ゴミは一般に回収しません。 行政の指定業者との契約が別途必要となります。ビルによっては共益費に含まれる場合もありますのでご確認ください。

8. 管理状況

ビルのグレードは築年数に比例するとは言い切れません。
新築ならともかくビル入居率に差が出るのは管理状況も一因とおもわれます。
築後10~15年ではっきりと差が見えてきます。
竣工日だけにはとらわれず、物件を下見されることをオススメしています。これはデータ上では見えてこない部分ですが、お客様のご要望により豊富な知識をもつ当社スタッフからの提案させて頂きます。